
『古事記』の中に、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)にこもって出て来なくなる話があります。彼女を戸から出すために宴会を催し、戸が少し開いたところで無理やり彼女を引っ張り出します。この戸隠神社は、こじ開けた戸が吹き飛んできた場所だと言われています。
戸隠神社では、この戸を開けた天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)と、戸を開ける作戦を考えた天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)が祀られています。2人は「見守る神」として有名で、恋愛を見守る神様とも言われています。
以前よりこの地には九頭龍という神様が祀られており、パワースポットとしての効果の高い土地でした。そして、この九頭龍も縁結びの神として昔から信仰されています。本殿脇の小さな滝がパワースポットとも言われており、現在では縁結びのパワースポットとしてたくさんの婚活中の方が訪れます。